近くのスーパーで、食用として売っていた金時草(キンジソウ)の3株をプランターに飢えたら、ニョキニョキと元気に育ってしまった。冬を越して花芽が出てきたので、思い切って切り戻して、今日の夜食べたいと思います。
金時草(キンジソウ)は「式部草(しきぶそう)」や「水前寺菜(スイゼンジナ)」とも呼ばれているそうです。東南アジアが原産とされるキク科の多年草で、熊本県の水前寺地区(現在の熊本市中央区水前寺町)で湧き水を利用して栽培されたことから水前寺菜とも呼ばれているようです。(熊本県産なんだ!)
葉の部分と若い茎が食べられます。この葉の色に特徴があり、表面が濃い緑色に対し、裏は鮮やかな紫色をしています。この葉の裏の色が金時(キントキ)芋の色によく似ていることから、加賀地方では金時草と呼ばれるようになったようです。葉は少し厚みがあり、折り曲げるとパリッと割れるような肉質ですが、茹でるとぬめりが出てきます。水前寺菜(スイゼンジナ)の葉の色は、山間など日にあたる時間が限られ、一日の温度差が大きいほど裏の色の赤紫が鮮やかになるそうです。
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